秋の夜長に聴きたいクラシック

こんにちは、やなべです。

最近、絶賛不調です。統合失調症の症状なのかも知れないのですが、身体が怠くて布団にくるまっている時間が長いです。夜になるとだいぶ落ち着いてくるのですが、そんなタイミングを逃さずに、クラシックを聴いて良い気分になろうということで、今回は秋の夜長に似合うクラシック音楽を集めてみました。ピアノ曲が中心なのは、私がずっとピアノを弾いてきたからです。そんな話もまたどこかで出来たらいいなと思います。それでは、極上のピアニストの演奏でお聴きください。

ショパン「子守歌」

盲目のピアニスト辻井伸行さんも弾いたことで有名になりました。左手の伴奏の大部分は同じリズムを刻み、旋律は変奏曲のようになっています。ショパンの中では決してメジャーではありませんが、個人的には好きな曲の一つです。淡々とした曲調はノクターン(夜想曲という小曲のジャンルのことをいいます)にもありそうな感じがします。単調にも聴こえますが、大学生の頃、この曲を練習していましたが、何度弾いても飽きがこなかったです。

ラヴェル「クープランの墓」

この曲は組曲で、全部で六曲からなります。私が特に好きなのは、三番目の「フォルラーヌ」です。若干怪しげな旋律から始まり、淡々と曲が進んでいきます。印象派(音階ではなく、音の集まりとして旋律を浮かび上がらせる時代の音楽)では有名なラヴェルやドビュッシーの曲は、どこか東洋的な響きがあり、懐かしさのようなものを感じます。以前に流行した「のだめカンタービレ」でも主人公ののだめが弾いていた曲だったと思います。

モーツァルトピアノソナタ13番

モーツァルトのピアノソナタより一曲です。モーツァルトのソナタは、どの曲を取っても心を落ち着けてくれます。モーツァルトを聞くと音楽の歴史を振り返ってしまうのですが、こういう淡々とした曲から始まり、そのうち情熱的なショパンなどのロマン派の曲が生まれ、印象派へと繋がっていくという連綿とした音楽の壮大な流れを感じます。すみません、すこしキザな感じになりました。第二楽章が少しかったるいかも知れませんが、その先の第三楽章はまた名曲です。

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